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病院(笑)
同じ場所に同じ曜日の同じ時間に行けば大体同じような人がいたりする。俺と同い年くらいの受付の女の子の誰が可愛くてそうでないのかも大体分かってくる。新しい人がいれば気付く様になる。自分の担当医はいつも診察時間前に待合スペースを横切ってどこかに消える。採血は大体2,3人のローテーションで、個人的にはノリの軽い30歳くらいのお姉さんにしてもらうのが好ましいと思うようになる。この人はとにかく元気がいい。病院みたいな陰気で負のオーラが容赦なく漂うような場所でああいう人がいると嫌でも目立つ。彼女のノリは仕事が楽しいからなのか、それともそうでもしないとやってられないのか、元来がああいう性格なのか、とにかく理由は不明だけど。ちなみに採血直後は腕が痺れた感じを覚え、妙に力が入り辛くなる。アレが本当に嫌だ。

ところで、予約通りであれば9時からの診察のはずなのに当然のように1時間ほど遅れる。しかも、これが一番の謎なんだが、診察開始の最も早い時間は9時で、俺はいつも9時に予約をしているのに俺の前に毎回5,6人の患者が入っている。いつもこんな状況なので当然時間は掛かり、昼を跨ぐ場合も。必然的に本が必須になり、そこそこの数を読んだと思う。最近モダンホラーの短編集が気に入っている。本当に怖いのはお化けじゃ無くて人間の心だね。


今後気が向いたら読んだ本のレビューでも上げます。


そうそう、毎回何の変化も無い病院の中である体験をした。結果的に何かのプラスになる体験では無かったけれどひとつの変化としては良かったと思っている。つまり暇潰しにはなったのかなと。

話は2週間程前。小話風にリコール。

その日はいつに無く診察の開始時間が遅れていた。月曜日だった。自分の順番まで8人の患者がいて、一向に自分の名が呼ばれる気配は無かった。しかも最悪な事にいつもは持参している本を忘れ、まさに時間を無駄にする為だけの時間を過ごすはめになった。よくこういう時に人間観察をすると面白いと言う人がいるが、病院だけは絶対にやめた方がいいと思う。自分と同類を見て気が滅入るだけだからだ。最悪の週の始まりだ。

本当にやることが無く、家に本を取りに帰ろうかと考えていたところ、隣にいた女性(名前は一応伏せます)が話しかけてきた。年齢はおそらく30代半ば~40代手前位。スーツ?のような割とフォーマルな格好で、OLと言えば納得するようなタイプだ。そこそこの美人だったけど、このまま歳を重ねるに連れて更なる劣化が到来するんだろうなと予測できた。若いころは今よりさらに美人だったと思う。で、「失礼ですが」と話しかけてきた。

「いつもいらっしゃいますね」

いきなりで何かと驚いたが正直煩わしいとは思わなかった。何より暇だったし話し相手がいるだけマシだと思ったので割りに丁寧に対応した(と思う)。でも「いつも」って知っているって事はいつからか見られてたのか?と少し気味の悪い感じはしなくもなかったが。

「えぇ」と普通に対応した。「何度か通院しないといけないもので」と。「僕の事ご存知でした?」

変な話、ナンパの様な目的で声を掛けた可能性も頭に浮かんだ。可能性としてはかなり低いわけだが。髭は何日も剃らず、髪も伸び放題でくしも通してない。あげく服装は汚いデニムに汚いコート、朝食を抜いて気分的にも良くなかったし、さながら自殺まで半歩手前の躁鬱病患者みたいな感じの男にどこの物好きが声を掛けるのかと。

「若いのにいつも通われているから気になってた」とその女性は言った。同じ曜日の同じ時間で通えば俺を知っていてもおかしくは無かった。「失礼だけどどんな病気で?」と聞いてきた。「たいした事は無いけど念のため血液検査している」と曖昧に濁した。全治不明の血小板減少症とはネガティブなのであまり言いたくなかった。

すると心配そうな顔をしたその女性が「悪い結果にならない事を祈るけどもし何かあったら」と
言って1枚の紙を渡してきた。薄々は読めていたがやはり。新興宗教の案内だった。

当然その場で受け取るのを断った。ついでにはっきりと自分の意見を言った。「興味が無いしプラスになるとは思えない」。すると彼女の先ほどまでの穏やかな態度は一変し、ややきつい口調で非常に有難い説教を始めた。

彼女曰く日々の行いと今の結果は密接にリンクしていて、俺の病気も日々の行いの結果として提示されているものらしい。聞こえは良いがこういう考え方は本当に腹が立つ。意味が無く、何の根拠も無い。それにあまりに盲目的過ぎる。

結局説教の後、彼女は席を立ってどこかへ行きました。何で俺がターゲットになったんだろうかね。絶望的な雰囲気を醸し出してて救いを求めてそうって思われたのかな。それはそれですごく面白いと思うけど。
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