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ぷにろぐ

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愛と幻想ですか
最近村上龍作品をいくつか読んだのでその感想を。

コインロッカーベイビーズに関しては、ファイトクラブ的なノリが素晴らしいと思う。俺はチャック・パラニュークのファイトクラブをものすごく評価してるんだけど、「コインロッカー~」も暴力的視点がやっぱり衝撃的だった。

実は村上龍作品はこれが初めてだったんだけど、コインロッカーに放置された過去を持つ人間の視点から見る世界は絶望的だし、世の中は未来が無い。だけどラストで彼らは現実を得る。毒ガスを撒くことが何の解決をもたらすかは全く分からないけど、彼らが求める物にたどり着いたのはその時なんじゃないかな。

暴力が何を個人にもたらすかって未だに分からないんだけど、誰もが破壊の衝動を必ず持っているはず。キれるってのはある意味破壊だと思うんだけど、じゃあ何で「破壊する」んだって言われると、結構分からなかったりする。政治的とか経済的な目的で「破壊」を行う人間ってある意味冷静で俺にはすごく怖いんだけど、固い信念を持って、それに突っ走って破壊活動を行う人間ってすごく人間らしいじゃん。そういう人間の底の部分を感じさせてくれたのがこの作品だったかな。

「俺達はコインロッカーベイビーズだ」って作中の台詞を解説で「映画のワンシーンみたいだ」と評価していたけど、その瞬間って彼らが信念の塊になった時かなと俺は思う。こういうのをどう考えるかって普通の生活を送っている人間には想像もつかないことなのかも知れないね。じゃあ、言えるか?と。俺は~だ、と。「~」を埋められるかって言えば俺は絶対無理なんだけど、「~」を埋めている人間が俺らには「テロリスト」だったりするんだよね。そういうのって本当におもしろいと思うよ。でもやっぱり現実は客観視されるものなんだよね。個人で抱く現実は幻想でしか無い時の方が多いのかな。
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