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25時(小説)
俺の好きな映画の原作。

25時とは、麻薬取引で有罪を受け、7年の刑を食らったモンティと言う若者が刑務所への収監を明日に控え、彼の親友たちとともに娑婆での「最後の」一日を過ごす様子を描いた青春小説だ。

厳密に言えばそれは「最後の」一日では無い。7年後に、服役態度が良ければ約80日ほど早く、彼の人生は「再開」する事になるはずだ。だけど、7年間と言う途方も無い時間が事実上、彼の親友たちや恋人との関係を終わらせるに足る十分な説得力を持つ、と言う意味では彼にとって人生の最後の一日なのである。

この作品はエドワード・ノートン、バリー・ペッパー、フィリップ・シーモア・ホフマンの役者を揃えて映画化されていて、個人的にはかなり評価している作品だ。

原作を読んでいて分かるのは映画では細かく描かれなかった登場人物の背景である。元麻薬ディーラーのモンティには金融トレーダーのフランク、英語教師のジェイコブが固い友情で結ばれている幼い頃からの親友である筈で、それは7年の刑期を勤め終えた後にも彼らの関係は変わらないものである、と言うのが理想だ。しかしながら、彼らは、それぞれがその私生活とモンティの長期の収監との間にいろいろな葛藤を抱えていて、最終的にはそれがとても個人的な感情に終結していると思う。

映画を観た時にも思ったけど、友情と言うようなものは1対1の関係においてもの凄く強く出てくるのだと思う。例えばそれはグループの中においてはある意味では発揮されにくいモノなのかもしれないとも思う。人間関係が3人以上の団体としてまとまった時、そこでは個々の繋がりよりは、その団体の纏まりを維持する方向に意識が向かうと思うからだ。

「変わらぬ友情」は決してフェアな関係では無く、誰かが誰かに服従する関係が一定の団体の纏まりをような構図だと思う。例えば、フランクはモンティを唯一無二の親友であると考えているが、同じ時間を共にしてきたジェイコブに対してはそれほどの友情を感じているわけでは無い。しかしながらそこにモンティを入れるひとつのグループとしての結束は存在しているからそれは凄く面白い。

個人的には1対1で会って話せる人間以外とはそういった「友情」なる関係が共有できているとは思わない。でも団体でまとまった時にそいつが「楽しい人間」と思えるのは、その団体の中で個々の役割が決められていて、それを演じることで関係が維持されているからだと考えている。その団体にその人物は必要なのだけど、個人としてはそれほど重要で無いと思う人間は誰にでもいると思う。

そのような複雑な人間関係を「明日には友人がひとりいなくなる」と言う事実が突き詰められて改めて考える事になるのがこの小説に描かれている最も面白い部分じゃないかと思う。

明日に収監を控えるモンティの描写より、その親友であるフランクとジェイコブの内面がもの凄く重要だ。「7年経っても僕たちは親友だ」と言うジェイコブの前でフランクは「お前は何にも分かってない。今日で俺たちの関係は終わりだ」と切り捨てる。しかしモンティの前では「出所したら一緒に事業を起こそう」と彼を励まし、モンティの恋人には「7年後お前は金目当ての結婚をしているが俺は刑務所の前で出所してくるあいつを待っている」と厳しく批判する。そして後半部分では彼は泣きながらモンティを殴る。フランクの姿勢が彼らの人間関係をよく表しているのではないかと思う。

ジェイコブはどちらかと言えばその関係を内面的に捉えてしまっている。彼は3人の中では非常に平和的な人間だがそれは関係をまだ摸索しているのではと思われる部分が残っている。自らの生徒に恋心を抱き、自身のセックスアピールに思いを巡らす描写などは彼らと比較した自分を考えるに留まっていて、彼ら自信のあり方について積極的な考えを持っているわけではないように思える。

こういう部分が非常にリアルで俺がこの作品を好きな理由の一番のモノだ。

一言で「固い友情」などと人間関係を片付ければそれはある種の結束を生み、楽に関係を続けられるのかも知れないが、ここでは「明日、友達がいなくなる」と言う事実を前に、その関係を改めて考えざるを得ない状況がとても考えさせられる。

もちろん普通の人間にこのような事は起こり得ない事であってなかなか考える事は無いかも知れないけど、この作品を読んでみて、自分にははっきりと友達だと自信を持って言える人間がどのくらいいるだろうかと。

やはり広く浅くでは無くて、数は少ないがフランクとモンティのような関係の友人がいることがいかに自分にとって大事か改めて思い知らされる。
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| books | 03:04 |
Muse live in Tokyo
彼らのライブに行ってきた。以下その感想云々。

友人に紹介されてから結構真面目に聴いていたバンド。最初聴いた時もそれほど違和感無く入ってきた。奴らの何が好きかって言えば、ヴォーカルの声とギター。ヴォーカルの伸びすぎる声とアノ不思議で激しいギターのサウンド。

ギタープレイの何を持ってうまいと言うかは、個人的には非常に微妙な部分だと思う。早く弾くのも「うまい」けど、それはやっぱり技術的な問題なのかなとも思うし。ギターの早弾きは「1%の才能と99%の努力だ」と言っている人がいたけど、その意味では割と「音」の問題じゃなくて視覚的な問題になってくるのではと。もちろん(出す)音も正確で技術的にも早いってのは、それも立派な芸術なのだけど。

でもMuseのフロントマンのギターはどうもそういうのじゃ無くて、音としてしっかり伝わるからその世界に入れるのだと思う。その意味で「うまい」なぁと。これは個人の好みによるから一概には言えないけど、俺は凄いギタリストでもあると思ってる。

だからライブの感想を言えばただ最高!!それだけ。もちろんベースやドラムが何もしてないかって言えば全然そんなこと無い。ドラムなんか最高にRockだしベースはとにかくデカい、じゃ無くて、コーラスとってたし、ノリノリでリズムを刻んでたし、誘ってくれた友達が言ってたんだけど、ある曲で彼がギターを弾いて本業のベースはサポートに任せてるシーンがあったんだけど、どうもその曲はフロントマンが歌いながら弾くには再現が難しい曲だったらしい。でもそこにベースがギターを手に取る辺りが「3人でやろう」と言う意思が見て取れたって。普通はギターをサポートにすると思ってたんだけど、やっぱりそれはそうなのかもね。

それにしてもヴォーカルは凄いな。なんだあの声、しかもギター弾きながら。その、何て言うか「ぶびゅぅぅぅぉぉぉおおお~」ってギターの音(笑)とか、カッコイイ!俺も足が筋肉痛になるほど跳んだりはねたりできてさ。

こうして感想を書きながら音楽プレーヤーで彼らの曲の「復習」をしているのだけど、もう俺のロックリストの中の一部だね。ところで某ネット百科事典によるとフロントマンの親は霊媒師だったみたい。確かに言われてみれば彼らの音はどこかスピリチュアル…って思ったりもするね。

と言うわけでまた来る事があれば絶対行くつもり。それとちょっと彼らの曲をコピったりしてフロントマンの気分だけでも味わおうと思ったりして。 

Muse.jpg

| Rock | 01:17 |
グレート・ロックンロール・ボーイズ
これはすごい(笑)

以下日刊スポーツからの引用である。

<欧州CL:バレンシア0-0インテル>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇6日◇バレンシア
 最高峰の晴れ舞台で、今後に汚点を残す前代未聞の大乱闘事件が発生した。バレンシア-インテル戦の後半ロスタイムに、インテルDFマテラッツィとバレンシアDFアジャラが空中戦で競り合った直後に両軍が暴発。終了の笛が鳴ると至る所で選手が入り乱れ、神聖なピッチが即席の「リング」と化した。
 バレンシアDFナバロがベンチから飛び出し、DFブルディッソに右フックを浴びせた直後、インテルDFマイコンが跳びげりで応戦。MFフィーゴらが相手のロッカールームを急襲すると、MFカンビアッソまでが大会役員室に殴り込んだ。その横の階段には、鼻を骨折したブルディッソの血が点々と垂れていた。
 ホーム戦を2-2と敗戦同然で終え、この日も相手の堅守に苦しんだインテルのイライラが爆発した格好だ。DFサネッティは「試合が緊迫して興奮し、血を見て、わけが分からなくなった」と話した。一方、マンチーニ監督は「バカなまねをして後悔している」というナバロの謝罪にも「狂ってる。殴った後に逃げた最低野郎」と吐き捨てた。優勝候補の早期敗退という事実以上に、インテルにとって歴史に汚点を残す最悪の結末となってしまった。


これがその動画 http://www.youtube.com/watch?v=_FestVFfjVE

世界中が注目するチャンピオンズリーグ。インテルとバレンシアという世界屈指の強豪。そこでこういう事をやってくれるからたまらない。

見事ヒット・アンド・アウエーを決めたナバロがMVPなのは言うまでも無いが、警備員のバリケードを突破して特攻を仕掛けるトルドと思われるGKも敢闘賞だ。もう40近いのに。

サッカー選手が面白いのは、こういう事になった時に(少なくとも見ている側には)明白な理由が伝わってこないからだ。例えば野球の乱闘なんかは、理由は大体デッドボールを巡るものだと思う。視聴者も「そりゃ頭にぶつけられりゃおこるよな~」と乱闘に納得してしまう。

しかし

サッカーにはそれが少ない。見ている側には伝わらない。「え?(笑)何?(笑)なんで、そんなことになったの??(笑笑)」ってな感じのが多い。そりゃ夜中にマクドナルドでいすを投げ、ホームセンターで便座をパクるような奴が働く業界だ。乱闘の一発や二発たいした事じゃ無いのかも。

でもそれでいいのだ。奴らは自分の頭の中の社会的常識を犠牲にしてまで、人生をサッカーに捧げてきた連中だ。サッカーから離れれば大きな子供なんだ。それが球を蹴ることで大金を得て、やりたい放題生きている。

ストレス社会で生きる大半の人間の希望だよ、ほんと。むしろ奴らが妙に紳士的だったら、それはどこか間違っていると思う。

これからも好き放題生きて下さい。

ロックでバッド・ボーイな彼らに乾杯!
| Rock | 03:01 |
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