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羊、ダンス、世界の終わり
村上作品集を古本屋で買ってきていくつか読んだ。友人に借りた「カフカ」で始めて読んで、興味を持ったので一応全作読破するつもり。先週末に11冊まとめ買いしたんだけど、うち9冊が村上作品。残りは「時計仕掛けのオレンジ」と「ファイトクラブ」。これは個人的な感想だけどチャック・パラニュークの作品と村上の作品ってちょっと共通する部分があると思う。ストーリーとかではなくて、人物の雰囲気とか…ちょっと説明が面倒なのでこのあたりはまた。

先週末から読んだのは「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(と「ファイトクラブ」)。いずれも2巻以上の長編で結構長かったけど飽きずに何時間も読んでいられた。ストーリーは難解ってわけじゃないけどあまりに抽象的過ぎて一見するとファンタジーのようなそんな印象を受ける。舞台は国内で非常に身近なんだけど、そこでの出来事が現実を超えているからはっきり言って個人的な解釈でしか作品を理解することが出来なかった。

こうして感想を書いていてもはっきり何がなんだか分かっていないわけだが、登場人物、特に主人公の人間性がやや一般社会と離れた部分にあるのが多分俺が一番魅力に感じる部分だと思う。今まで村上作品はこの
3作+「カフカ」「アフター・ダーク」しか読んでいないが、いずれの作品の登場人物もどこかシニカルで現実社会にやや冷めた態度を取る者が多いような気がする。但し、冷めた感じではいるものの、適応していないかと言うとそうでは無く、システムに組み込まれた上で自己を確立させ続けている。

読んでいて強く感じるのは社会に対する洞察だったり、そこにおける自分のアイデンティティーだったり、もの凄く内面的で共感できる部分が多い。登場人物の葛藤やそれに伴う苦しみが俺にとっては強いメッセージだ。「世界の終わり~」でややその部分が強く出ているような気がする、物語の後半の「終わりの世界」での僕と影が議論する場面、静かな世界でこのまま生きようと考える「僕」に対して「影」はその世界の仕組みを説く。まだ「心」を持つ「僕」がその話に涙を流す場面が好きだ。個人的には心を持つ人間が森の中へ追いやられる「終わりの世界」を、「ダンス・ダンス・ダンス」の主人公が事あるごとに冷めた目線で言う「高度資本主義社会」とダブって見えてくる。心とは疑問を持つことでもあると思うのだが、それが奪われて初めて平和を得ると言うのが、「ダンス~」の主人公が言う「高度資本主義社会」に重なる。もちろん二つの世界は両極端に位置するのだが。

「羊~」では主人公の孤独の印象が強い。社会で生きてはいるが、そこに居場所をいまいち見出せない孤独な人間だ。ただ社会はそれとしてしっかり存在し、なお且つ個人を包み込むものだから、そこに否応なしに適合させざるを得ない。一個人がどう抗おうが無駄だ。ただ気持ちがそれと離れたところにあると、そこに葛藤が出てくる。「羊~」で主人公は羊を解放した後に居場所を見つける。それは多くを失った「自分探し」の旅の結果であった。そしてそれは「ダンス~」で完結するのだが、そのあらゆる物を失い目的地にたどり着く。全てを失う事が現実的だ。全てを失って初めて目的が見えてくる。多数決で決まる現実に対抗する唯一のそして厳しすぎる決断なのだと思う。

結局はここに行き着くのだが生易しい自己満足型の「自分探し」とは決定的に違うものがここに書かれているから俺はこれらの作品が好きなのだと思う。そしてそれは物凄くリアルだからある意味では恐ろしいものだ。自分のみと対比させて否定されるものを完全に否定することには大きなリスクが伴うわけだが、その過程の葛藤や覚悟が人間の一番美しい部分では無いかと思う。そのリアリティーがあるから村上作品から強い印象を受けるのでは無いかと思った。
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| books | 01:53 | トラックバック:0コメント:0
やはり海外のサッカー選手はすごいな、ほんと。
サッカーの本質とは何か?前にも言ったがそれはロックアティテュードにあると俺は思っている。

この前のグレン・ジョンソンもそうだが偉大なフットボール・ロッカーは体だけ大きくなった子供なのだ。だがサッカーとはロックなのである。ボールを蹴りたての子供が抱くようなサッカーへの熱すぎる思いが体の大部分を占めているためにサッカー選手が便器を盗む事の重大性まで頭が回らなかったのがロッカー、グレン・ジョンソンだと俺は思っている。

今度はその反対。サッカーへの熱すぎる思いをピッチ内で存分に発散させた偉大な騎士が2人いた。両者とも母国イングランドのプレーヤーである。うち1人(白人の方)は過去に泥酔してマクドナルドでいすを投げるなどして暴れた事があり反グローバル活動家の才能も垣間見せている。

次の動画は俺がこれまで観たサッカー関連の映像の中で最も笑っ…いや感銘を受けたものである。0-3の超劣勢、しかもホームでロックンロールしやがった。

http://www.youtube.com/watch?v=RjlniVRcUhY


別アングル↓(動画のタイトルも素晴らしいが)
http://www.youtube.com/watch?v=nIdxEihVqcw
| Rock | 20:45 | トラックバック:0コメント:3
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